プレスリリース
2022.06.27

【事例公開】太陽光によるエネルギーマネジメントプラットフォームの提供を行う「アイ・グリッド・ソリューションズ」がLTE回線対応エッジゲートウェイ「AG10」を導入

アムニモ株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:中林千晴、以下「アムニモ」)はこの度、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋田 智一、以下「アイグリッド」)が提供する、太陽光余剰電力の地域循環を実現するエネルギーマネジメントプラットフォーム「R.E.A.L. New Energy Platform®」に対し、LTE回線対応エッジゲートウェイ「AG10」が採用されました。

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「R.E.A.L. New Energy Platform®」は、AIによる高精度の余剰電力予測とDER(Distributed Energy Resources:分散型エネルギーリソース)の、きめ細かい自動制御が可能なエネルギーマネジメントプラットフォームで、事業所に設置した発電施設や蓄電池や系統電力、さらに事業所が使用するEV車両の充放電なども統合的に管理して、電力利用の最適化を実現できます。

図1:「R.E.A.L. New Energy Platform®」の概要

図1:「R.E.A.L. New Energy Platform®」の概要

 

この「R.E.A.L. New Energy Platform®」において、IoTシステムは、太陽光発電施設からクラウドに向けてのデータの送信と、蓄電池の充放電等のためのクラウドからの制御信号を伝送するために使用されています。このIoTシステムに、アムニモのLTE回線対応エッジゲートウェイ「AG10」が採用されました。

 

図2:システム構成図

図2:システム構成図

 

【エッジゲートウェイ「AG10」の役割】

1.発電施設側のデータをクラウドへの送信と、クラウドからの制御情報を伝達

太陽光発電の制御装置や蓄電池の制御装置、そして日射量計などのセンサがインターフェース変換機を介して、「AG10」に接続されており、「AG10」上で動作するアプリケーションが現地の測定データのクラウドへの送信と、クラウドからの制御信号の現地装置への伝達を行なっています。

2.幅広い動作温度に対応

このIoTシステムは、屋外の過酷な環境に設置されるため、幅広い動作温度に対応して安定してアプリケーションを実行することが可能な「AG10」は、このような用途に非常に適しています。

図3:LTE回線対応エッジゲートウェイ「AG10」

 

【株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ執行役員 兼 株式会社アイ・グリッド・ラボ取締役CTO 岩崎哲様のコメント】

1.「AG10」はLTE通信をサポートしたルーターでありながら、十分なコンピューターリソースがあり、各センサから集められたデータを集約し、クラウドに送信するというサーバー機能を動作させることができることから、装置構成を簡略にすることができました。

2.Ubuntu OS上にプログラムが開発可能であるため、高い汎用性と拡張性は大変魅力的でした。

3.発電施設の設置場所は屋外で気温の変化が大きく、-20~60℃まで、低温と高温のどちらにも対応できるデバイスが必要でしたが、「AG10」以外にほとんどありませんでした。

アムニモ株式会社は、太陽光発電施設の運用監視の用途を広くカバーしているIoTデバイスを提供することにより、IoTによってつながる世界の実現を目指します。

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●本プレスリリースに関するお問い合わせ先

アムニモ株式会社
マーケットコミュニケーション(担当:市川)
TEL:050-3196-4774(9:00~12:00、13:00~17:00)
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